| ア:有山じゅんじ |
| 有山さんは、上田正樹とのコンビでのラグタイム風ブルースの傑作アルバム「ぼちぼちいこか」で有名な人ですが、自身のアルバムも何枚か出ています。 |
| 「ありのままじゅんじ」という最初のソロアルバムに入っていた「デイ・デイ・ワ・デイ・デイ」という曲で、ブラインドブレイクという古いブルースマンも知る事が出来ました。(ライクーダーもその曲をカバーしています) |
| いろんな人とのセッションも、数知れずありますが、僕がいちばん好きな有山さんのオリジナル曲は、花博関連の企画もので、石田長生がプロデユースした「ほんまやね」のC/Wになっている「抱きしめよう」です。 |
![]() |
95年の「春一番」コンサートのテレビ放映(BS2)に入っていた「抱きしめよう」のビデオは、何回繰り返して観たかわかりません。僕は、その日会場(大阪城野音)に居たのですが、雨が降って来たため途中で帰ってしまい、生を見逃しているのです。 |
| 石田長生のギターと佐々木久美のサポートボーカルを存分にフューチュアした演奏での有山さんは、いつものように本当に楽しそうに、そしてこの日の演奏では、とても力強く歌っています。 |
| はじめて有山さんを観たのは、75年の5月に京都会館第1ホールだったと思いますが、サウスとミカバンドが出るコンサートがあり、オープニングでキー坊とのラグタイムセットにおいて、「やかましいギターを弾く人やな・・・」というのが第一印象でした。 |
その翌月6月1日に「ぼちぼちいこか」が発売され、発売日に下北沢のレコード屋さんで買った事を記憶しています。ちなみに、その日下北の街でお母さんの喫茶店の出前を運ぶ金子まりを目撃しています。(まりちゃんは、そのアルバムにボーカルとして参加している、ご存知下北のジヤニス?です) |
| このアルバムの有山さんの歌では、「梅田からナンバまで」が最高ですが、「俺の家には朝がない」というデイープなブルースの曲もあり、歌詞にある「朝がない」は、当時下北に行けば泊めてもらっていた友人S君のアパートのまんまだったので、すごくリアルに感じた記憶が残っています。 |
| いつだったか、RAGで石田さんから聞いた話では、和歌山でライブをやった場所に上着を忘れ、次の日、自分で上着を取りにまた和歌山に行ったとか?そのゆっくりと流れている時間が、有山さんの音楽を豊かにしているようで、大好きなエピソードです。 |
| 有山じゅんじと言えば、アコギのイメージが強いですが、僕は、エレキをつま弾きながら歌うバンドスタイルでのブルース、例えば「GEORGIA
BOUND」なんかが大好きで、その立ち姿は、本当にカッコイイと思います。 |
| いつの日か、有山さんのライブのベストテイク集のCDなんか、レコード屋さんの棚に並んでいたら嬉しいです。 |
| 2002年1月 YASU |