漂月記
| 02/番外篇deYASU |
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2002年11月17日(日)午後6時開演 |
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| ザ・フオーク・クルセダーズ 新結成記念「解散音楽會」 出演:加藤和彦/坂崎幸之助(愛情出演)きたやまおさむ |
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行って来ました。フオークル30数年ぶりの再結成ライブ。新譜「戦争と平和」の告知ポスターを近くのローソンで見かける度に募るおもい。もし、ヤフーのオークシヨン(券を譲っていただいた方に感謝!)というツールが無ければ、おそらくたどり着かなかったであろう公園通りの坂道を登り切ると、ホールには入場を待つ平均年齢の高いフアンの列が…。チラチラと見える若い人は、その子供かアル中のいづれかという感じ。でか〜いNHKホールの3Fの最前列に着席した時、ホントにこれからフオークルを再び目撃出来るんだと思うと、久しぶりに胸が高鳴った。同時に、フオークルならば懐かしさだけではない2002年の現状を踏まえたライブになるだろうという期待(結果、その通りで嬉しくなったが…)も高まる。 |
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| そして、オープニングは、いきなり口上からスタート。しかも市川猿之助が座頭という豪華版。「隅から隅までずずずい〜と」では、思わず「おもだかや!」と掛け声が出ました。考えれば、フオークルはこういうパロデイ(60年代後半では、新鮮な響きの言葉)をよくやったというか、そればっかりというか、そんなグループだった事を思い出した。つまり、のっけからフオークルのペースに乗せられたという感じです。フオークルは、一言で言えばセンスが売りのグループで、それは加藤和彦のプロデユーサーとしての感性によるものが大きいと思う。サデステイックミカバンドが「黒船」を出した後に、新宿厚生年金会館でやった「DEPARTURE」というリサイタルで、1部(バッドボーイズ)と2部(ミカバンド)の間に、筋肉ムキムキの男たちによるポージングだけの幕間があったりしたのも、何か変だったけど今も忘れられません。 |
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カメ&アンコー、弦楽四重奏、佐野史郎のトークなどの後に、いよいよフオークル登場。何と!サポートメンバーなしの3人だけによる「紀元弐千年」からスタート。加藤(ギター)・坂崎(ギター)・北山(ベース)によるシンプルな演奏、コーラスのハモリを聴くと、今回の再結成での坂崎の役割の重要性に気づく。現役バリバリと現在シロートとプロデューサーのトリオのアンサンブルが実に素晴らしい。坂崎や佐橋(佳幸)くんは、自分がギターを始めた頃の感動や先人たちへの敬意を、今も少年のように表現出来る希有な人達ですが、今回の坂崎は、ホントにいいね!もし坂崎が参加してなければ、懐かしいだけのライブになっていたような気もします。ルーツに対するリスペクトは、音楽にとって大切な要素と改めて感じ入った次第です。 |
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| 懐かしいところで「戦争は知らない」、笑えると同時に表情豊かな北山のボーカルを唯一味わえた「きつね」あたりが前半のハイライト。「John
John John起きとくれ…」のJohnは、加藤和彦の当時のニックネームだという事も思い出した。ソロコーナーでは、この日タブーのように触れられていなかったはしだのりひこの話を北山が話してから「風」を歌った事でホッとした。後半では、新曲の一つ「悲しみは言葉にならない」がよかった。素直なメロデイに、今の気分が綴られる詩、47才の僕にとって励まされるうたです。アンコールの「ライカはローリングストーン」という曲は、拓郎の「ロンリーストリートカフエ」と同じメロデイと思うが、いづれも作曲加藤和彦だからいいんでしょう。ここでも坂崎は、お茶目に南こうせつのモノマネと、フオークルの一員を楽しんでいました。最後に北山が、「もう絞っても何も出ません。」と言いつつ帰ってしまうあたりもオシャレというか何というか…。昨今のライブに馴れた身には、新鮮でした。2回歌われた「イムジン河」は、何か遠くで歌われていたような印象で、それが何によるものなのか?自分でも解らないままです。 |
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| 中学生の頃、僕に自由・差別・平和・戦争・恐怖・愛・悲しみ・笑い・孤独…といろいろな事をうたを通して教えてくれた最初のアーテスト、それがザ・フオーク・クルセダーズ。68年秋、びわこ博での楽しいステージが、今も続いていた事実。いつまでも苔むさず、フオークルは僕のローリングストーンです。「悲しみは言葉に
ならない 深すぎて 喜びも しみじみと 噛み締めるもの…」 How Does It Feel ! |
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| 演奏曲目(順不同 | |
| イムジン河・グアンタナメラ・コキリコの唄・紀元弐千年・帰って来たヨッパライ(ショートバージヨン)・悲しくてやりきれない・山羊さんゆうびん・戦争は知らない・きつね | |
| あの素晴らしい愛をもう一度・感謝・巌流島・鯨のステーキグリーンピース添え・ライカはローリングストーン・悲しみは言葉にならない・花はどこへ行った・花(すべての人の心に花を)・白い色は恋人の色・平和について | |
| 何のために・花のかおりに<坂崎ソロ>・風・戦争を知らない子供たち<北山ソロ>・大統領殿(2002バージヨン)・11月3日(雨ニモマケズ)<加藤ソロ> | |
| イムジン河(2002バージヨン)・さくらさくら(ベリーショートバージヨン) | |
| 前月の漂月記⇒ | |
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