漂年記?
| 04/1月〜12月deYASU |
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2年間漂月記を書いて来て、今年はお休み。2004年は、年の終わりに1年間を書いてしまおうという訳で、「年記?」申し訳ございません。「12月の京都と言えば、南座の顔見世」と昨年も書いていますが、本年は海老蔵襲名という事で大入り続き。金券ショップのお陰でやっと券を入手して、夜の部が観れました。「石切梶原」は、つまらんお芝居なのに何故かよくかかりますが、梶原役者に花が無いといけません。今回は、仁左衛門なので品も重みも有り、けっこうでした。口上は、人数が多いせいか割とあっさり目で、少々ガッカリ。左団次あたりがもう少し責めてくれないと、おもしろくない。「助六」の海老蔵は、お父さんより口跡が爽やかで、理屈抜きにカッコィイネ!です。また、団十郎・菊五郎はじめ幹部俳優が脇を固めて、いかにも襲名興行という趣きでした。田之助のおっかさんなんか、貫禄があってすごくいい。脇まで行き届いていると、歌舞伎を観たという贅沢なおもいがします。海老蔵の助六、菊之助の揚巻、どちらも若さ溢れ、颯爽として美しい限りです。松緑のかつぎも悪くなく、三人共に今後ますます楽しみです。そして、最高の意休役者左団次が観れて、幸せでした。仇役ですが、洒落てるという感覚があるのが、江戸前ですね。また今年は、10月勘九郎、11月玉三郎と大阪松竹座で2ヶ月歌舞伎が続きました。「夏祭」は、扇町公園の印象が強く新味はありませんでしたが、水準以上の楽しい舞台でした。とくに扇雀の女房がよかったですね。「先代萩」は、玉三郎が政岡役の重さを意識し過ぎているような気が伝わって来て、観ていて辛かったです。これは、歳と上演を重ねると解消する歌舞伎の不思議な部分でしょう。そして、10月・11月と弥十郎が脇で大奮闘、それぞれによかった事を記しておきたい所です。 |
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| 小林薫さんと共に |
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| 映画は、全然観れてませんが、「京都・ラヴシネマ」で書いた3本が今年劇場で観た新作のベスト3です。旧作では、浦山くん役の小林薫さんが舞台挨拶に来てくれた第3回・新京極映画祭の10月15日於京極弥生座、「コキーユ〜貝殻〜」が、プリント状態も良く空の青さが目に滲み、ざくろ酒に酔いました。という事で、続いて音楽です。ベストCDアルバムは、CKB「ブラウンメタリック」です。最初聞いた時は、今イチと思いましたが、聞き込む内に中毒となり、みなとみらい線(☆☆☆☆☆)に乗って?県民ホールまでツアーの追加公演まで追いかけた位です。前回の「777」は、アルバムよりもツアーがメチャよかったですが、今回は逆です。それが、不思議です。今年は、5月(ベスト発売後のライブ)・8月・10月とCKBを生聞き出来ました。ィイネ!ベストCDシングルは、12月に出たSASの「愛と欲望の日々/LONELY WOMAN」で、C/W曲の「LONELY WOMAN」は、覚え易そうで覚えにくい憎い曲であります。僕の中では、「SEASIDE WOMAN BLUES」「冷たい夏」に継ぐSASバラード裏名曲の誕生です。洋モノ今年の発掘は、橋本徹氏監修の「ジエットストリーム」シリーズ4枚と、同じく橋本氏監修のチエット・ベーカーのコンピというカフェ路線です。1曲となると、ローズマリー・クルーニーの「ブラジル」ですか。洋モノのライブは、2月にKCI&JOJO、12月にブライアン・セッツァ・オーケストラと行きましたが、11月のイーグルスがベストでした。期待はしてなかったのですが、ハーモニー・コーラスアレンジ共にすごくよかったです。竹内まりやさんもオキニのティモシー・B・シュミットの美しいバラード曲「LOVE WILL KEEP US ALIVE」が聞けた事は、今年イチバンの思い出となりました。極個人的には、8月の24時間テレビ京都会場、豪雨の中での馬場俊英の「男たちよ、女たちよ」は、曲が胸に飛び込んで来ました。あの日のばばっちのテンションは、本当に高かった。その後、コブクロのアルバムに曲が取り上げられたり、ライブがソールドアウトになったりして、来年の野音に向け大ブレイクの気配にドキドキします。ライブは、他に拓郎やキヨシなどベテラン勢も観ましたが、衝撃という点では、4月に捨得で観たソウル・フラワーでしょう。モノノケサミットでチンドン太鼓を叩いている中西さんが新京極映画祭を手伝ってくれている関係で招待されましたが、中川敬の押し出しはスゴイ!存在そのものがロックという人を久しぶりに観ました。モノノケサミットとして、「満月の夜」他数曲の演奏でしたが、うたの力をいや程見せつけられました。恐いモノ見たさですが、来年はエレクトリックセットのソウル・フラワー・ユニオンでの演奏をぜひ観たいと思っています。それでは、よいお年を! | |
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