2010年12月の記録と記憶

2010年12月の記録と記憶

映画は、ずっと劇場で観たかった「手をつなぐ子等」を京都駅ビルシネマで。昭和12年の京都の小学校を舞台にした昭和21年の作品。脚本が伊丹万作で、監督が稲垣浩。ラストの卒業式で歌われる「仰げば尊し」が納得出来る先生と生徒の交流が描かれているが、改めてイチスジ(脚本)の意味を思い知らされた。

芝居は、南座の顔見世興行「仮名手本忠臣蔵・一力茶屋」に於ける吉右衛門、仁左衛門、玉三郎の豪華な顔合わせに尽きます。現在の歌舞伎界の最高レベルを観せていただきました。とくに、玉三郎のおかるは絶品。智ちゃんの「越後獅子」も愛嬌があり、楽しめました。私のご贔屓、愛之助の「外郎売」(海老蔵の代演)は熱演でしたが、歌舞伎はそれだけでは物足りないものがあるという難しいジャンルです。

音楽は、デビットサンボーン(ビルボード大阪)、BRIGHT(梅田AKASO)、竹内まりや(大阪城ホール)に行きました。京都ローカルでは、モリ&コバ(コープイン京都)、TWINS SPECIAL(OVERGROUND)とそれぞれに語りたいのですが、私(YASU)とモラトリムの花ちゃんが主催して行った、奇妙礼太郎くんのライブ(12日 GOBLIN)が凄かったので、その話を。このライブは、海外青年協力隊員として2011年春からアフリカのセネガルに行くKYさんの壮行会を兼ねて開催したのですが、何故奇妙くんが出演するのかと言えば、KYさんが奇妙ファンだからであります。そこで、奇妙くんにコンタクト出来る花ちゃんにお願いして彼に来ていただいた訳ですが、会場のGOBLINさんはPAなしの生音でのライブが条件なので、奇妙くんには申し訳なかったです。というのは、有り難い事に有料入場者だけで30名を超える人が集まり、会場は騒然とした雰囲気。そこで、マイクなしで歌うのは辛いと思いますが、奇妙くんは、一部はカバー曲ばっかり、二部はオリジナル+即興とナイスな構成で、お客さんのハートを掴みました。とくに、二部ではギターを弾きながら客席に乱入、主役のKYさんの名前を連呼して、会場を盛り上げました。ライブの定番「機嫌なおしておくれ」「君が誰かの彼女になりくさっても」に加え、アンコールでは「タンバリア」も出ました。奇妙礼太郎は、2010年の私的大発見です。梅田シャングリラの5周年ライブのラインアップに載っていて、変な名前の人だなという印象はあったのですが、バンちゃんの強いおすすめもあり、初めて彼を観たのはハライソさんでの弾き語りでした。とにかく歌い方が素敵です。カバーの選曲もナイスです。オリジナル曲は、奇妙くんのCD「キング・オブ・ミュージック」を聴いてください。2011年は、彼のバンドセット(奇妙礼太郎とトラベルスイング楽団)を是非観たいものです。

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