2011年1月の記録と記憶

2011年1月の記録と記憶 

1月は毎年えびすさんに行きます。めったに引かないおみくじを引いてみたら、これが末吉でした。今年は控えめに福が来るかなと思っていたら、早速当たりが出ました。何の事か?判らないと思いますので、説明します。サンケイスポーツ関西版は、私と同じ1955年生まれで本年1月23日にめでたく発刊2万号を迎えました。そこで、記念としてファンの集いが開催され、私も参加した次第です。オリックス岡田監督の講演がメインの催しでしたが、最後に大抽選会が開かれ、約300名の参加者の中で、私は岡田監督のサイン色紙が当たりました。岡田監督といえば、昨年はドラフト会議で1位指名をWで外すなど散々でしたが、新年のおみくじでは、大吉3連発!!!の強運との事。その今年の御利益にあやかりたいものです。帰り道には、サンスポ名物の越後屋局長植村さんが立っておられたので、思わず駆け寄って握手。これで悪運?も手に入れました。「道一筋」大事にしたい言葉です。そらそ〜よ!

映画は、「人生万歳!」「花と蛇3」「ニューシネマパラダイス」と観ましたが、ウディアレンの新作「人生万歳!」の感想などを。ウディアレンの映画でいちばん好きなのは、「マンハッタン」ですが、NYを舞台にした諸作は、どれも好きです。「人生万歳!」は、70年代の没脚本の映画化だそうで、アレン本人は出演していないものの、ラリー・デヴィット演じる主人公の老人の台詞は、70年代のアレンそのもので、全米ライフル協会の悪口がこれでもかと出て来るのが可笑しいです。マドンナ役のエヴァン・レイチェル・ウッドは、ちょっと抜けてる感じが可愛いくて、なかなか良い味を出しています。ヨーロッパに移ってからのクールな感じも好きですが、NYの喧噪の中、顔をしかめてぼやいているウディアレンには、この人しか表現出来ない名人芸の趣きがあります。

お芝居は、松竹座の「壽初春大歌舞伎」夜の部、江戸川乱歩の「人間豹」を髷物に脚色した「江戸宵闇妖鉤爪」が、期待以上におもしろかった。幸四郎・染五郎親子それぞれ人に合った役柄で、商業演劇としては異色の俗悪性溢れる舞台となった。石井輝男監督の映画「恐怖奇形人間」の舞台版というべき内容で、見世物にされた改造人間なども登場するが、歌舞伎として演じられているので、ギリギリの所で品位が保たれている。それは、七五調の決め台詞や見得が用いられる事によって生じる舞台の浄化作用とでも言えばよいのだろうか。最後は華麗な染五郎の宙乗りまであり、陰惨な話の印象のまま観客を送り出さない歌舞伎の心遣いが感じられた。それにしても扇雀という人は器用な役者さんで、中村屋のお芝居でもそうですが、この人ならではの写実な女形の個性を、観る度に感じます。

音楽は、東京スカパラダイスオーケストラ(欣ちゃんが、MCでまた鴨チューの話を)、BOWDIES(旬のバンドは、観客のノリがィイネ)、歌屋BOOTEE(このユニットには、カサやんのロマンティシズムが溢れてます)と、それぞれ書きたいのですが、アバンギルドのイベント「 HOW DOES IT FEEL ?」で初めて聴いた「吉田省念と三日月スープ」の事を。吉田くんの名前は昨年から聞いていたのですが、今年になってゴブリンで聴かせてもらったCDにイチコロで参りました。もともと4人組だったそうですが、今はトランペットの女性とウッドベースの男性との3人組。吉田くんは、歌とギターとハーモニカですが、このハーモニカの使い方がけっこうおもしろくて、絵に例えると、普通は手前の人物を描くように吹くのですが、背景の風景を吹くようなパートもあるのです。バンド全体のグルーヴの一部になっているとでも言えばよいのか?とにかく新鮮でした。オリジナルの楽曲のメロディも彼の声も歌い方も素敵です。この日は、途中からゲストでドラムも加わり、会場もおおいに盛り上がりました。演奏終了後、バンちゃんに紹介していただき、吉田くんと話をする機会を得ました。「ジョン・セバスチャンみたい。」と言ったら、「いりいろ(な要素を)混ぜて演ってます。」と返して来ました。8月7日(日)新京極ろっくんプラザでの「TANABATA LIVE」のオファーにも快くOKをいただいたので、これから楽しみです。最後に、チケットの値段の事を。最近、ライブのチケットの値段が高騰しすぎの中、BOWDIESは2.800円でした。若い人が多くのライブ会場に足を運べる環境を作って欲しいなと思っていましたが、BOWDIESやってるやんという感じです。BOWDIESとそのスタッフに、座布団一枚!山田くん。ついでに、BOWDIESの楽曲の中に、サム・クックの「CHAIN GANG」のグルーヴ感を取り入れている曲がある事に驚きました。剣さんの「シンデレラリバティー」に出会った時以来の衝撃です。

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