2011年8月の記録と記憶

2011年8月の記録と記憶

8月は、新京極商店街のイベント続きで、いろいろな場所へ行けませんでしたが、西院ミュージックフェスのゴトウゆうぞう、拾得のゴトウゆうぞうマンスリーライブ(1部のみ)とゆうぞうさん続きでした。付け加えると、ゆうぞうさんの新しいアルバムがPヴァインから出ました。私が大好きな「思い出は月の光の向こう側」の他にも「さよならお日様こんばんは」など、ええ曲がたくさん入ってます。ゆうぞうさんは、新京極の「TANABATA LIVE 2011」にもMCとして2年振りに登場!相変わらずの名調子で、盛り上げていただきました。そのライブですが、最初はカサやんのラグタイムユニット「歌屋BOOTEE」、終了後「心を込めて歌いました。」というカサやんの言葉にジーン。次は、6人編成になった「吉田省念と三日月スープ」<写真>、1曲目のインスト曲から独自の世界観を創出、初めて見る人に衝撃を与えました。そして、「TWINS SPECIAL」小竹兄弟のボーカルに、田中晴之(ギター)島田和夫(ダンボール)がサポートする編成。昨年12月に西院オーバーグラウンドでのライブを観て即オファーしましたが、渋いです。バンバンの3人が並んで彼等のリハーサルをずっと観ていたのが、印象的でした。トリは、「バンバンバザール」昨年発売の「SIDE B」の曲を中心に次々にノリの良い曲が続き、観客を盛り上げます。お気に入り「僕とタシロと校庭で」も聴けてよかったです。その他、京都国際交流会館に於ける北村謙さん率いる「少年倶楽部」の再結成ライブ(前半のみ)に招待いただき、カントリーロック的アプローチの演奏を楽しみましたが、8月は昨年の新作に続いてインストベストを発売した「川上つよしと彼のムードメイカーズ」で決まり!昨年のライブは、ラウンジ仕様の大阪ビルボードで着席でしたが、今回は梅田シャングリラでのスタンディングライブ。ハコの大きさ、音のデカさ、適度な混み具合、客層、すべてにベストな環境でのライブでした。たいがいライブは下手前方で観るのですが、ホーンセクションの生音とPAの音が混じり、心地良い感じで過ごせました。ゲストボーカルには、お馴染み武田カオリさんに加え、エゴラッピンの中納良恵さんも登場。レコーディング曲「MISTY」をライブならではのド迫力の声量で聴かせていただきました。大森さんのMCも欣ちゃんのモノマネまで飛び出し、お茶目で楽しめます。ムードメイカーズは、いつかホテルのプールサイドで聴きたいバンドですね。

今月映画は1本のみ、関根和美(かずよし)監督の「やさしい手」です。70年代のアイドル歌手でありグラドル(篠山紀信が撮影した「GORO」誌での写真が有名!)の水沢アキが主演した作品です。物語の設定は、マリアンヌ・フェイスフル主演の「やわらかい手」と同じですが、水沢アキという女優に年齢相応の影の部分が無いので、アイドル主演の映画のようなフワフワした感じで、「やわらかい手」のような人生の哀歓が感じられませんでした。では、何故観に行くのかと言えば、関根監督が旧知の存在だからであります。大学時代、関根くんが脚本コースの学生だったのか、先年逝去したKくんがバイト先のピンク映画の現場で知り合ったのかは、忘れてしまいましたが、Kくんが主催するピンク映画(チョクさんの作品が多かった)の上映会で会った記憶があります。その後、関根くんはピンク映画のローテーション監督として本当に数多くの作品を発表してきました。ピンク好きな私とは云え、サトウトシキや田尻裕司など作家を選んで観る方なので、残念ながら関根くんのピンク映画は未見です。そんな事もあり、「やさしい手」に注目して観ましたが、ちょうどTVの2時間サスペンスもののような感じで、コミカル、シリアス、エロティシズムをスパイスにして、観客を飽きさせない手堅い仕事である事は判りました。今度、関根くんのピンク映画も観ますね。

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